ライセンス講習会受講の為の必要書類
能力試験
- スポーツ有用性の医師診断書(6か月以内のオリジナル書面)
- 満16歳以上
講習会
- ドイツサッカー協会の宣言書
試験
- ドイツサッカー協会加盟チームの会員証
- スポーツ経歴の履歴書
- 無犯罪証明書(3か月以内のオリジナル)
- 9 単位以上の 救急処置講習証明書 (2年以内のオリジナル)
※ 書類は講習会時に提出する事
ライセンス講習会予約方法
ライセンス講習会受講は下記、Hessen サッカー協会の専用サイトからご予約をする必要があります。
予約サイト:https://www.dfbnet.org/vkal/mod_vkal/webflow.do?event=NEW&dmg_company=HEFV
ライセンス取得までの道のり
ドイツ指導者ライセンス取得までの道のりは簡単ではありません。言葉の問題やビザの問題など外国人にとっては様々な困難が生じます。下記にお勧めのプランニングをご紹介します。
1年目: 語学学校でドイツ語を学び、日系サッカースクールで経験を積む
ライセンス取得にはドイツ語が必須です。まずは語学学校に通いドイツ語を学びましょう。合間に現地サッカーチームへ選手として所属し、生のドイツ語に触れる事もお勧めします。弊社のインターンシップへご参加頂ければ、ドイツ語語学学校、サッカーチームの紹介、ビジネス講習やライセンス取得までのサポートも行っておりますので、ステップアップとしてご利用頂いては如何でしょうか。
また、弊社運営の日系サッカースクールでアルバイトをして生活費を節約し指導者経験も積むことができます。
2年目: 現地サッカーチームでアシスタントトレーナーとして活動
1年目で所属しているクラブのユース年代の指導担当をさせてもらうと良いです。ライセンス取得には現地サッカーチームに所属している必要がございますので、プレーヤー登録またはトレーナー登録は必須となります。
2年半目: DFB C 級ライセンス の 挑戦
ドイツ語をある程度できるようになったらライセンス取得を挑戦してみましょう。まずはC 級からチャレンジし、講習会とはどのようなものなのか経験するとよいでしょう。日本とは異なる方法で戸惑う事もあるので、まずはC級スタートが良いと思います。
3年目: DFB B 級ライセンスの挑戦
語学試験も必要となりますので、高度なドイツ語が要求されます。それでも、外国人にとってすべてを理解するのはとても大変です。自分の知識を前もって高めておく必要があります。
また、3年目はビザの問題が出てきます。2年間は語学学生ビザが可能ですが、その後は学生ビザ(ドイツの大学入学)または、労働ビザが必要になります。2年間語学学生ビザを取得し、その後に1年限定でワーキングホリデービザという方法もあります。ビザ取得には残高証明が必要になりますので、3年間のビザを更新し続けるには十分な資金が必要です。
1年目から少しづつアルバイトをして、預金をできるだけ削らないことをお勧めします。弊社インターンシップ参加者はそのような対策の為、日系サッカースクールでアルバイトが可能です。少しでも目標達成の嗜むことができればと存じます。
筆 : 加藤 康人
FCFJ KSS & FCBJ KSS ヘッドコーチ
2019年度 U-12 EU Japan 代表監督
専修大学にて「スポーツ選手能力値最適化システム」の論文とソフトウェア開発。学部最優秀賞を受賞。卒業後、渡独しDFB 指導者B級ライセンスを取得する。フランクフルトとブリュッセルに日系サッカークラブを設立し、欧州最大の日系少年サッカー大会 EURO J Jr.CUP の 設立 と U-12 欧州日本代表選抜チームの 初代監督を務める。サッカー指導者の傍ら、ドイツ法人旅行会社を経営する。
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