原因2:いつも同じことの繰り返し
生活がマンネリ化しているとやる気が徐々に下降していくという事が、研究で明らかになりました。子供にはあまり見られなく、大人に多い傾向です。このページは大人向けです。
- 毎日同じ電車にのる
- 毎日同じ仕事 職場と家の往復
- 変わらない生活 など
子供時代は学校に通う事で、新しい事を学び成長を感じることができ、イベントなど楽しい事が定期的に行われます。常に新鮮な毎日でしたね。
大人になるほど、マンネリ傾向が強くなりがちで、成長する機会や好奇心が沸く機会が少なくなります。この「成長」と「好奇心」という2つの事柄が「やる気」の源なんですね。
人の心は植物と同じで成長している最中は生き生きとしてますが、成長が終わると元気がなくなってしまうのです。
解決策:コンフォートゾーン(安心ゾーン)から抜け出す(やったことない事をする)
やったことない事をすると「新しい気づき」があります。
・行ったことないところに行くことで、「あ、こんなところにこんなものが」
・新しい事をする事で、〇〇ってこんなに奥が深いんだ。
私の最近の気づきとしては、「焼き芋」や「かき氷の氷」ですね。美味しい焼き芋を作るにはメチャクチャ奥が深い!かき氷の氷ってこんなに奥が深いの!!と、余談ですが 笑
まずはやってみてください。「成長」と「好奇心」が芋づるのように出てきますよ!といってもやる気が出ない人にやってみてください酷ですね。まずは簡単で手っ取り早い方法は旅行に行くことです。(コロナ早く終われ~!!)
原因3:目標がない
子供の頃はいつも何かしらの目標がありました。
テスト、サッカー大会、運動会、修学旅行 などなど。これらの行事は大人が子供達の為に作り与えるものです。
わざわざ、「運動会で1位になる事を目標設定せよ!」と言わずとも、その様な機会があるだけで子供は自ら目標設定をします。原因1で述べたように人から言われるとやる気をなくしてしまう傾向にあるので、大人が子供の為に『機会』を作ることに最大限の労力を注げばよいのです。
子供の為に良い環境づくりをする事が指導者や両親の最大の仕事です。
難しいのは大人です。大人になるとなかなか目標設定をする機会がありませんので、自ら作り出す必要があります。といっても、やる気がないのに目標設定なんて難しいですよね。
まずは、簡単に日々の生活をクリア出来たらご褒美を与えるようにして、日々の生活をこなす事を目標設定してみては如何でしょうか。
如何でしたでしょうか。1ページ目は子供や生徒達にちょっとでも頭に入れてあげると、意識が変わってきますので、教えてあげてください。2ページ目はちょっと大人向けでしたね。
さて、2021年3月もドイツは絶賛ロックダウン延長となりましたので、この「小学生でもわかる!シリーズ」をもう少し続けて行こうと思います。
参考文献
スティーブン・R.コヴィー(著)
7つの習慣 人格主義の回復
筆 : 加藤 康人
FCFJ KSS & FCBJ KSS ヘッドコーチ
2019年度 U-12 EU Japan 代表監督
専修大学にて「スポーツ選手能力値最適化システム」の論文とソフトウェア開発。学部最優秀賞を受賞。卒業後、渡独しDFB 指導者B級ライセンスを取得する。フランクフルトとブリュッセルに日系サッカークラブを設立し、欧州最大の日系少年サッカー大会 EURO J Jr.CUP の 設立 と U-12 欧州日本代表選抜チームの 初代監督を務める。
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